2024.12.12
先日お会いした方に、toy coco株式会社の提案資料をご覧いただいたときのことです。
価値基準/Valuesの部分をお伝えしていると、「アランの『幸福論』に似ている考えがある」とその方が教えてくださいました。
不勉強で「幸福論」と聞いても最初はピンと来なかったのですが、あとから気になって調べてみました。
アランさんは19世紀から20世紀にかけて活躍したフランスの哲学者で、本名はエミール・オーギュスト・シャルティエというお名前だそうです。
彼の著書には、toy coco株式会社の価値基準/Valuesの一つである「own your life(人生の主人公は自分)」に通じるような、こんな一節がありました。
つまらない芝居を見ると退屈する。
しかし自分が芝居に出る時にはつまらない芝居でも退屈しない。
だから幸せになりたい人は舞台に上がらなくてはならない。
幸福を得るためには、人生の主役になって前向きに努力することが何より大切だ。
もちろん努力は苦しいことでもある。
しかし人は苦しさを乗りこえた時こそ、幸福を感じる。
棚ぼた式の幸せはありえない。
また、彼は「悲観主義は感情で、楽観主義は意志の力による」とも語っています。
つまり、「楽観的」と言われる人たちも、実は意志の力でその姿勢を選び取っているというのです。
toy coco株式会社の存在意義/Purposeである「運がいい人で溢れる世界に。」にも繋がる考えが載っていそうなので、今後もBLOGでご紹介することがあるかもしれません。
運がいい人で溢れる世界に。