2024.8.08
本日は、私が最近師事している方の言葉について紹介いたします。
その方というのは、老子さんという中国春秋時代の哲学者です。
老子さんの有名な言葉で、
「上善は水の如し(じょうぜんはみずのごとし)」
というものがあります。
理想的な生き方をしたければ、「水」の在り方から学ぶことができると解釈しています。
水から学べる3つのこととして、
①水は極めて柔軟な在り方を持っている
水を入れるものの形によって、形を変化させることができることから、自らが置かれた状況において、柔軟に自分自身を変えていく大切さ。
②水は上から下に流れていく
謙虚さを大切さ。謙虚さはどの時代でも大切な在り方。
③すごいエネルギーを秘めている
水は普段は穏やかな印象がありますが、急流になれば岩をも砕く力を持っています。
その時々で直面する問題や困難を乗り越える力を養いつつ、ここぞ!という時にすごい力を出すことの大切さ。
だと思っています。
そして、私が小中学生の時、大人になったら飲みたいと思った日本酒も「上善如水」でした。
改めて、老子さんの思想を学ばせていただいて、私の中ですごく腑に落ち、今後の人生においても大切にしたいと思います。